小笠原岳

Gaku Ogasawara

近所の散歩、
外出先でのスナップなど。
そんな写真を載せながら
日々の出来事などを。

2013.08.11

「books」

130811


用が無い限り外は出歩かない、いや出歩きたくない。
自由な時間はほぼ読書。
暑い暑い7月8月は読書がススム。

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2013.07.07

「water」

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たいした雨が降らなかった梅雨が明け、
いきなり真夏日がつづき、
今年の夏、乗り切れるか、少し不安・・・。

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2012.09.23

2012年9月23日  「book」

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<最近読んだ本>

「政界汚染」 (濱嘉之)
警視庁公安の世界を描いた作品。
元警視庁警視あがりの作者だけに、話は詳しくリアル。
小説の中の話が本当にあったりするのだろうかと、考えてしまう。
★★★☆☆


「かばん屋の相続」 (池井戸潤)
作者が得意とする銀行を舞台とした短編集小説。
本のタイトルにもある最終編の「かばん屋の相続」を読み終え、
なんとなくどこかで似たような事があったような、と思ったら、
京都の帆布かばんメーカーの相続争いをモデルにしたようです。
なるほど、そうゆうことだったのか、と小説を読んで理解。
★★★★☆



「果つる底なき」 (池井戸潤)
おなじく銀行を舞台としたミステリー小説。
氏の作品はどれを読んでも読みやすくハズレがない。
それにしてもこれだけ小説の舞台にあがる銀行っていうのは
いったいどんな世界なのでしょう。
小説曰く、
「銀行の常識は夜の中の非常識」とか・・。
★★★★☆


「最終退行」 (池井戸潤)
池井戸作品三連チャン、そしてまたまた銀行小説。
同氏作品の「空飛ぶタイヤ」と同じように、
最後は悪を倒し、正義が勝つ。
テレビでいうところの水戸黄門的(古っ!)な銀行小説。
結末は読めてしまうけどそれでも面白い、
まさに池井戸ワールドな小説。
★★★★☆

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2012.08.27

2012年8月27日  「book」

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<最近読んだ本>

「まほろ駅前多田便利軒」(三浦しをん)
小説の舞台となっている「まほろ市」というのは、
読む人が読めばすぐにどこの街をモデルにしているのかわかる。
そういう自分も高校の青春時代を過ごしたエリア(のひとつ)なので
「わかる、わかる」とぶつくさ独り言を言いながらおもしろ可笑しく読んだ。
「ハコキュー」とか「横中」とか「えっ神奈川じゃなくて東京なの?」とか。
これだけでもどこだかわかる人にはわかる。
そんな街を舞台にした便利屋さんののほほんとした小説。
★★★☆☆


「杏のふむふむ」(杏)
特別に彼女のファンというわけではないのですが、
努力家で、行動力抜群で、そして歴女で、本好きな彼女。
芸能人の中で数少ない好感の持てる女性の杏さん。
そんな本好きの彼女が自身の出会いをテーマに書いたエッセイを読んで
さらに好感度がアップです。
国内一般登山道最難クラスの「ジャンダルム越え」にはビックリ!
★★★★☆


「前世への冒険 ルネサンスの天才彫刻家を追って」(森下典子)
杏さんが↑のエッセイの中でお気に入りに挙げていた本。
さっそく読んでみました。
「あなたの前世はルネッサンスの彫刻家デジデリオ」と
人の前世が見えるという人に言われた、
前世なんでまるで信じていなかった著者が
自分の前世の謎をイタリアまで追いかけたというノンフィクション作品。
この作品を読んでしまうと、自分の前世は?と考えてしまう。
★★★★☆


「春を背負って」(笹本稜平)
奥秩父の山小屋を舞台にした山岳小説。
知っているエリアも出てくるので
「あそこのことかな?」なんてイメージしながら読めた。
★★★★☆


「所轄魂」(笹本稜平)
主人公の父親が警部補でその息子が警視という設定。
国内最難関の大学を出てキャリアで奉職すると
たった3,4年で警視という階級までいってしまうそうです。
日本の不可思議なシステムひとつですね。
そんな民間企業では考えられないお役所のシステムを話しの軸に
本庁と所轄のそれぞれの刑事が対峙しながら、
ひとつの事件を解決していくストーリー。
★★★☆☆

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2012.07.12

2012年7月12日  「reading」

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読書の夏です (ふつー秋です)。
日光浴しながら公園のベンチで読書です (暑くてたまりません)。



<最近?読んだ本>

「終戦のローレライ(上・下)」(福井晴敏)
読み始めたのが確か2月頃で、
そして読み終えたのが6月・・・。
本を開いてその文字量に圧倒され(上下巻合わせて1000P超)、
基本的に日本の戦争記はあまり好まないこともあって
遅々として頁が進まなかったのですが(上巻だけで3カ月・・)、
下巻に進んだ頃から急にはまりだすように読み進みました。
結果的には面白い内容でした(面白いという表現が適切かどうか・・)。
これまで自分自身が避けてきた第二次世界大戦期の日本の様子や
その戦争の終わり方、小説の中の話とはいえ、
興味深い内容がいくつもありました。
あまりにも長編で上巻の内容が記憶から薄れてしまったので
またいつか時間があるときにもう一度読もうと思います。
★★★★☆


「許さざる者」(笹本稜平)
なんとなくですが、東野圭吾風のような作品。
笹本さんらしくない作品ということで、
★★☆☆☆


「鬼手」(濱嘉之)
1頁目の数行読んだところで???、
んっ?と思い最終ページを確認すると、
「本書は単行本(←すでに読んでいる)を改題したものです」と・・・。
単行本から文庫でタイトルを変えるのはやめてくれー、です。
☆☆☆☆☆


「特異家出人」(笹本稜平)
2作続けて笹本さんらしくない作品・・。
★★☆☆☆


「偽りの血」(笹本稜平)
1頁目の数行読んだところでまたしても???、
んっ?この感じは数日前にも・・・、やはり改題モノでした。
しかも前の前に読んだ本(「許さざる者」)です。
なんだか詐欺にあった気分です。
単行本から文庫でタイトルを変えるのはやめてください、です。
☆☆☆☆☆


「ビッグブラザーを撃て!」(笹本稜平)
2作続けてお気に召さなかった笹本作品ですが、
今度は「これが笹本作品」という作風でGOOD。
お気に入りの1冊です。
★★★★☆


「格闘する者にまる」(三浦しをん)
全国の書店員さんが投票で選ぶ「本屋大賞」を受賞した
三浦しをんさんの小説「舟を編む」を読もうと思い、
その前にまず三浦しをんさんのデビュー作から
読んでみようと思って読んだのがこちらの本。
そのデビュー作を読んでみたのですが・・・、
正直、自分にはこの作風はイマイチあいません。
あいませんはいいけど、既に三浦さんの本を
他にも同時に2冊まとめて購入してしまっていたので
(しかもすべて新品の定価品!)
失敗した! とちょっと後悔を。
↓につづく・・・。
★★☆☆☆


「風が強く吹いている」(三浦しをん)
↑のレビューのようなこともあって
気乗りがしないまま三浦しをん作品読み始めたのですが・・・、
デビュー作から一転、この本はアタリでした。
本の内容は箱根駅伝出場を目指す学生たちの奮闘もの。
この本を読んだら、
年始に行われる箱根駅伝中継はきっと外せなくなるでしょう。
★★★★☆


「舟を編む」(三浦しをん)
三浦しをんさんシリーズ三作目(自分のなかで三冊目という意味です)。
ようやく三浦しをん本命の本書です。
本日映画化も発表され(配役の宮崎あおいさんはピンときますが、
もうひとりの主人公は、う~んミスキャストか?・・・)
きっとこれから読む人、観る人がたくさんいるでしょうから
詳しくは書きませんが、
辞書づくりというあまり陽のあたりにくい世界を描いた本作品は◎(まる)です。
辞書を作るために掛ける途方もない年月や編集者たちの情熱、
そして編集者のこだわり、いや、こういう時に
「こだわり」という言葉は使ってはいけないんだった・・。
(↑本書で勉強させてもらいました)
日頃いい加減な言葉遣いをしている自分としては
もう少し正しい日本語を身につけないといけないと
この本を読んで反省をした次第です。
万人におススメできる1冊です。
★★★★☆

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2012.02.11

2012年2月11日  「Yokohama」

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横浜散策シリーズ#24
「巨悪の巣窟」 

・・・じゃなかった、
神奈川県民の安全を守る(はず)神奈川県警察本部庁舎です。





<最近読んだ本>

「世田谷駐在刑事」(濱 嘉之)
世田谷の高級住宅街のど真ん中にある「駐在所」が舞台の小説。
地元密着で住民からの信頼も厚く、悪い犯罪者をバッタバッタと捕まえてくれる
スーパーお巡りさん(刑事でもある)が主人公。
こんなお巡りさんが地元にもいたらいいのに、思いながら読みました。
★★★★☆


「駐在刑事」(笹本稜平)
同じ“駐在刑事”モノですが、作者は別。
壮大なスケールの冒険小説が得意な作者ですが、
今回は東京の田舎、奥多摩の駐在所が舞台。
そして世田谷の駐在さん同様にこちらの駐在さんも
地元に根差した信頼の厚いお廻りさん。
こんなお巡りさんがいたらと・・・うらやましかです。
★★★★☆




地元、宮前平には交番が二つあって
いつ見ても誰もいないことで地元では有名。
地元でお巡りさんの姿を見るのは
“よく晴れた日”に行われるスピード違反の取り締まりの時くらい。

警察なんていなくてもなんら問題ない、くらい治安は良いのでいいですが、
○○ドロボー呼ばわりされないよう、↑の小説を読んで
神奈川県民に愛される警察になってほしいです。

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2012.01.15

2012年1月15日  「Books」

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手持ちの未読の本がなくなってきたので
注文していた本が届きました。

大人買いの冊数ですが、9冊合計で9円です。
ゼロが3つくらい足りないんじゃない?
と思われるかもしれませんが、ゼロなしの9円です。

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2012.01.07

2012年1月7日  「BOOK」

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年末から年始にかけて笹本稜平氏の作品をふたつ読みました。


「極点飛行」(笹本稜平)
ちょうど南極を舞台にした連続テレビドラマも放映されていたりして
興味深く読み進むことができました。
世の中には南極観光ツアーというのもあるそうです。
いつか一度は南極に行ってみたいですが、
観光ツアーはべらぼうに高いそうです、残念。
★★★★☆


「太平洋の薔薇」(笹本稜平)
太平洋の薔薇なんていう古めかしいタイトルだったので
この本を読むのを後回しにしていたのですが・・・、
この「太平洋の薔薇」、
これまで読んだ笹本氏の作品の中では
ナンバーワンの面白さです。
★★★★★

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2011.11.23

2011年11月23日  「Library #9」

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「トリックスター」(濱嘉之)を読みました。

主人公「黒田純一」シリーズの警察小説第三作目です。
1作目、2作目も面白く、三作目を楽しみにしていた作品。

タイトルの「トリックスター」とは詐欺師のこと。
数十兆円の資産を保有すると言うマレーシアの日系財閥婦人と
大物政治家、裏社会、新興宗教が複雑に絡み合った詐欺事件が小説の舞台。

主人公の黒田純一(警視庁総務部企画課情報室室長)はノンキャリながら、
警視総監より「警察の宝」と言われるほどの切れ者警察官という設定。

著者は元警察官(警視庁警視で退官)だけあって
警察内部の話にはリアリティが感じられ、
小説の内容もなんとなく実在する人間、団体とイメージが重なる(ような気がする)。

とくに新興宗教団体の描写はちょうどこの本を読んでいた時に、
1990年代に事件を起こした新興宗教のニュースが
頻繁に報じられていたりしていたのでことさら興味深く読むことになった。
その新興宗教団体が武装して警視庁庁舎を襲撃したときの
迎えうつ警視庁側の捕りモノの作戦が実にユニーク。
切れ者「黒田」ならではといったころ。

とまあ三作目も面白く、四作目も期待。
★★★★☆




写真:えんぱーく (設計 :柳澤潤/コンテンポラリーズ)

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2011.11.18

2011年11月18日  「Library #8」

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最近読んだ本。
笹本稜平氏の作品はどれを読んでもハズレが無く面白い。


「サハラ」(笹本稜平)
この本は先日読み終えた「フォックス・ストーン」に出てきた
フランス外人部隊出身の伝説の傭兵が主人公という国際謀略小説モノ。
★★★★☆


「不正侵入」(笹本稜平)
主人公はマル暴一筋30年の刑事が主人公の警察モノ。
腐敗した権力中枢と正義の刑事の対立という構図。
★★★★☆



写真:東京工業大学新図書館 (設計 :安田幸一研究室+佐藤総合計画)

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