2011.10.18

「フォックス・ストーン」(笹本稜平)を読みました。
元傭兵のセキュリティコンサルタントを主人公(日本人)とした国際謀略小説で
1960年代後半にアフリカで起きたビアフラ戦争が土台になっています。
この小説、読み終えてなんとなくどこかで読んだようなストーリーと思ったら、
ビアフラ戦争は好きな作家の一人、フレデリック・フォーサイスが
「戦争の犬たち」で描いた世界でした。
笹本氏の作品ももちろんフォーサイスの作品も秀逸です。
何年か後に両作品を続けて読んでみようと思います。
★★★★★
写真:東京工業大学新図書館 (設計 :安田幸一研究室+佐藤総合計画)