2011.03.21
秋田県でお米作りをされている、ある方が、
岩手県大槌町内の公的支援物資の届かない避難場所への支援を行うという。
その考え、活動に賛同し、わずかではあるが金銭での協力をさせていただいた。
彼らが届けた美味しいお米(おむすび、きりたんぽ、等々)を食べて、
元気になってもらって、少しでも前を向いて生きていく力になってくれればうれしい。
2011.03.20
坊主が学校の授業で作った防災ラジオ。
FM・AMラジオが聞けて(←意外とちゃんと聞けるのにビックリ)
懐中電灯もついて、
太陽光で発電、手回しでも発電、
こんなにすぐに活用される日が来るとは
学校の先生も作った本人たちも思わなかっただろう。
計画停電の夜、真っ暗な部屋で
安らぎの灯りと貴重な情報を提供してくれる防災ラジオに癒されてます。
2011.03.19
被災地の方々に希望の光が見えますように。
震災のあった日以来、狭い空間にこもりがちだったので、
きょうは広い空間を求めてお気に入りの公園、砧公園へ。
青空のもと広い公園で姫とふたり散歩したり、キャッチボールをしたり。
2011.03.18
昨日の午前中、宮前平の町をカメラを持ってひと回りした。
ガソリンが底をついたスタンドは閉店。
その横をさらに先にあるスタンドでガソリンを入れるために車の長い行列が続いている。
お米屋さんには売るお米が無く閉店。
スーパーのカップラーメンコーナーは空っぽ。
他にも米なし、卵なし、牛乳なし、パンなし、ペーパー類なし・・・。
別のスーパー、手に入るモノだけでもとレジに並ぶ人々。
買いだめをするつもりは無くても、
明日、明後日の生活に必要なあらゆるものが入手困難な状況。
神奈川県ですらこんな状況。被災地はもっともっと大変なはず。
いや想像を超えるほどにたいへんな状況下にあるはず。
それを思えば神奈川県に住む不自由さなんてどうってことはない。
2011.03.17
宮前平は朝6時半から計画停電するというのでいつもより早起きをした。
外に出ると美しい夜明けの空が見えた。
明日も明後日も、未来永劫、このきれいな空が見えますように。
2011.03.16
東京電力のHPで計画停電を確認すると、
宮前平のグループ分けは4グループになっていた。
早朝に計画停電の予定だった4グループ、
朝起きた時点で停電になっていなかったのできょうも計画停電はないものと思っていた。
ところが、パソコン作業をしていた9時半、突然すべての電源が落ちた。
9時半からは5グループのはずなのに・・・。
しかたなく電気を使わないアナログ的な作業に切り替えた。
午前中の時間帯に停電すると思っていなかったので
昼ごはんの準備をしていなかった。
外に買いに行っても店はどこも混んでいるので
家にあったカップラーメンを食べることにした。
キッチンのコンロも使えないのでアウトドア用のコンロでお湯を沸かし、
カップラーメンにお湯を注いだ、その瞬間、パチッと電気がついた・・・。
夜、あらためて東京電力のHPのグループ分けを確認すると、
宮前平は5グループに書き換えられていた・・・。
5グループは明日は早朝6時から10時まで計画停電の予定。
朝になったら4グループに戻ってる、なんてことはないと思うけど・・・。
福島の原子力発電所の中心部では命がけで対応している東京電力の社員がいる。
放射能汚染の心配の無い東京本店には有能な社員が大勢いる。
彼らの有能な能力をもっともっと発揮してほしい。
東京電力の総力を挙げて、全知全能を傾けて、全力で放射能漏れを防いでほしい。
地球とこの地球に住む全ての生命体の命がかかっている。
頑張れ東京電力!
2011.03.15
明け方5時ごろ、ドンッ、と揺れを感じ飛び起きる。
地震には慣れてきているが、鈍感になっているのではなく敏感になっている。
すぐにテレビをつけ情報を確認する。
震源地は東京湾、震度3。
夜中の10時半、グラグラッと大きく揺れる。
震源地は富士山の西側にある富士宮市。
マグニチュードは6.4。
長い眠りについている富士山が起きないことを願う。
2011.03.14
確定申告〆切一日前のきょう、
朝一番で確定申告書を持って税務署へ。
開庁前に到着するも既に長蛇の列、
そして整理にあたっている職員のアナウンスは、
「事務所に到着できない職員が多数おり、事務処理に時間が掛かります・・・」と。
昨日の深夜に突如発表された東京電力の計画?停電により、
始発から運休している鉄道もあり交通機関は朝から大混乱。
道路はガソリンを求める車が行列をなしており朝のラッシュと重なってどこも大渋滞。
既に売るガソリンが無くなってしまって閉店しているスタンドも多い。
自分がよく利用するスタンドはその列が駅まで続いていた、距離にすると600m・・・。
確定申告を無事提出した帰り道、
事務用品を買いにホームセンターに行くと
トイレットペーパー売り切れ、懐中電灯売り切れ、乾電池売り切れ・・・。
そのあと寄ったスーパーは店の中が暗くなっていた。
閉店してるのかと思ったら、節電の為に照明を1/3のみの点灯にしていた。
薄暗い店内にはものすごい人でごった返している。
お店の人のアナウンスは、
「大変混み合っております。只今レジは2時間ほど掛かります」と。
買い物はあきらめつつ店内をぐるりと回ってみるとすでに空っぽの商品棚が多い。
カップラーメンなどひとつもない。 バナナもない、水もない、牛乳もない・・・。
近所のコンビニも食料品、日用生活品など売るモノがまったくないほど店内は空っぽ。
宮前平の計画停電は予定では夕方の5時からとなっていた。
やらなければならないパソコンでの作業はたくさんあるのだが、
HDDがすっとんでしまっては困るので停電予定時刻の5分前にPCの電源はOFFに。
テレビのNEWSを見ながらその時を待つ・・・、
5分過ぎて、10分過ぎて、30分過ぎても停電はしない。
計画停電の計画が予定通りにできていないのか、
それともみんなの節電効果によってその必要がなくなったのか。
被災地から遠く離れた町ですらこんな調子。
でも東北の状況を考えればどうってことはない。
家があって食べ物があって布団の中で眠れるのだから。
助けを待っている大勢の人々に1分でも1秒でも早く、と願う。
2011.03.13
<神奈川県川崎市宮前平近辺の現況>
地震から2日、日曜の今日、
電気は復旧済み。水道、ガスも問題なく供給されている。
町では目に止まるような被害は見当たらない。
もちろん家の中では、棚が倒れた、
物が落ちて壊れたといった小さな被害はどこの家でもあるだろう。
ガソリンスタンドはどこも大行列。
スーパーではパンや総菜、卵や牛乳などほとんどない。
食品全般的に品薄の状態。
流通が機能していないことと、備蓄のための購入によるものと思われる。
近所のホームセンターは、2階は安全が確保できないとの理由で閉鎖されている。
乾電池や懐中電灯といった防災関連グッズはほとんど売り切れている。
東北から数百キロ離れている宮前平でも体に感じる地震は今日現在でも1日に何度も起きている。
震度2や3程度くらいでは「また揺れている」と思う程度で
地震に対する感覚が麻痺しているかのよう。
それほど日に何度も余震がまだ続いている。
明日からは神奈川県でも計画停電が始められるとのこと。
普段と変わらない生活が送れることのありがたみを覚えるとともに、
いまだ行方のわからない方が大勢いること、
極限の状況に追い込まれている方々が大勢いることに心が痛む。
2011.03.12
明日への希望をもって、陽はまた昇る。