2011.08.28
すっかりファンになってしまった池井戸潤氏の作品を2冊読みました。
タイトルは 「オレたちバブル入行組」 と 「オレたち花のバブル組」。
自分の就職時もバブルだったこともありタイトルに惹かれたのです。
この2冊はシリーズになっていて、
主人公はバブル狂乱時代に大手都銀に就職したバンカーという設定。
1作目が就職する前の学生時代から係長までを、
2作目が次長時代を描いた作品。
作者は元銀行マンだけあって銀行の世界にも詳しいようで
内容は細かく、つっこんだところまで描かれています。
ふだん銀行とはATMマシーンとの付き合いしかない自分には
知らない世界をのぞいているようで面白い内容がもりだくさん。
先に読んだ 「下町ロケット」、「空飛ぶタイヤ」同様に
あっという間に読み終えてしまいました。
評価も◎。
池井戸氏の作品もハズレはないようです。