2011.03.31
2004年10月23日、
この日、坊主とふたりで東京タワーの特別展望台(250m)にいた。
午後6時過ぎ、突然、ゆっくりと揺れ出した。
揺れというよりは「振れ」という表現の方があってるかもしれない。
振れはどんどん大きくなり、このままポキッと折れるのでは? と思うほど大きく振れた。
この日起きた地震は小千谷・長岡周辺で大きな被害を出した「新潟県中越地震」である。
震源地から遠く離れた東京で恐怖の体験をした数分間だった。
あの日から6年余りが過ぎた今年の3月11日、「東北大震災」が起きた。
その日その時、東京タワーも相当に揺れたであろう(振れたであろう)。
そして今回は東京タワーの先っぽが本当に折れてしまい、
その姿が翌日の新聞に掲載されていた。
今日はそんな東京タワーを見ながら都内某所にある建物の撮影。
エントランスに掲げられたアメリカと日本の国旗は半旗になっていた。