2010.09.13
写真は先日の槍ヶ岳での天空散歩にて。
この辺りは勾配もほとんどなく梓川が近くて木陰もそこそこあるので涼しく快適な散歩道。
以下、槍ヶ岳天空散歩での雑感。
・iPhone
いまや登山に携帯電話は必携アイテムのひとつ。
上高地エリアはもちろん、中腹の山荘でも山頂の山小屋でも普通に携帯がつながる。
ただしもれなくつながる携帯のキャリアはD社のみ。
わがS社の携帯はというと、まったくつながらない。
つながらないのを承知でお守り代わりに持っていった137gのiPhoneは137gの重りでしかなかった。
マイナーな山岳域ならまだしもアルプスでつながらないっていうのはどうしたものか。
このiPhone、アンテナが立ってくれればハンディGPSにもなるのでけっこういろいろ使えると思うのだが。
iPhoneもSIMフリーにしてくれれば・・・・。
・若者
ほんの数年前の山雑誌には「若者よどこへ行った?」なんて記事が書かれていたのに
今年の山はびっくりするほど若者が多い。
特に若い女性が多いのが目立つ。
女性二人組だったり、三人組だったり。
ひとりで登ってる女性もけっこういたりする。
そして彼女たちはみんなおしゃれなので山の雰囲気が明るくなる、いいことだ。
彼女たちの山ファッションを見て眉間にしわを寄せる人もいるようだが、
そんな女性(若者)たちの需要のおかげで
これまでパッとしなかったアウトドアファッション、山グッズのデザインが
どんどん洗練されているので大歓迎である。
・山に持っていくカメラ
今回は夕焼け、満点の星空、朝焼けを撮るつもりで
DSLR×1台、f2.8広角ズーム×1台、カーボン4段三脚×1台、合わせて4kgを持っていった。
そこらへんの散歩であればどってことのない重さなのだが
さすがに3000mを超える天空散歩ではこの4kgがボディブローのように効いていしまった。
けっきょく天候不良で夕焼けも星空も朝焼けも撮ることができず、
そのほかの写真もほとんど撮っていないという、何のために重たい思いをして持っていったのか・・・。
今の自分の体力を考えるともっと軽いシステムにしないといけないと痛感。
なのでこれから山にもっていくカメラをどれにするか検討するとしよう。
・槍ヶ岳登山
標高差1600m、往復で50km近くにもなるコースを1泊2日というのはさすがに少々きつかった。
(当初の予定は2泊3日の上高地~槍ヶ岳~穂高連峰~上高地だった)
縦走ではなく槍ヶ岳のみの登頂をするのであれば、
1日目は上高地からババ平まで
2日目にババ平からアタックザックのみの軽量スタイルで山頂までのピストン
3日目はババ平から上高地までらくらく下山
というプランが無難かなと。
でも上高地から槍に登って日帰りするツワモノもいると聞く・・・。
楽なプランもいいが少し鍛えないといけない。