2014.08.30

「横須賀美術館」
屋根も外壁もガラスで囲われていて温室のような形状なので
外側と内側の間の空間はかなり暑いです。
最上階ではじっとしてるだけでも汗が噴き出してくるほどの暑さです。
海沿いの建物でなければ上下の温度差を利用して
自然換気で空気を入れ替えればいいのでしょうが、
この立地ではそうもいかないのでしょう。
美術館の室内環境計画は一般建物に比べると
はるかに難易度が高いのに、
海沿いに造ることでそのハードルはさらに高くなり、
きっと設計者は大いに悩まれたことでしょう。
塩害対策はしたけれども、温熱対策はどうされたのでしょう?
まさか無策ということはないと思いますが・・・、
とても興味があります。