2011.07.21
笹本稜平 「天空への回廊」を読み終えました。
世界最高峰のエベレストを舞台にした小説で、
山岳小説でもあり、スケールの大きい謀略、冒険小説でもあるといった内容です。
ここ最近読んだ本の中では一番のヒット作です(自分にとって)。
最近、並行して東野圭吾氏の作品もいくつか読んでますが
彼の作品はベストセラー作家だけあってもちろん面白いのですが、
読んだ後に生々しいシーンが記憶に残ってしまうというマイナスの読後感があるのです。
それに対して笹本氏の作品はまだ数作品しか読んでいないのですが、
読後感がすっきりしていていい。もちろん内容もとてもおもしろい。
まだ未読リストにある十数作品を読むのが楽しみです。
上の写真は天空への回廊をイメージして、春先に登った北アルプスです。
天空への回廊をイメージと言ってもエベレストと比べると1/3ほどの高さしかありませんが・・・。