小笠原岳

Gaku Ogasawara

近所の散歩、
外出先でのスナップなど。
そんな写真を載せながら
日々の出来事などを。

2009.06.08

2009年6月8日  「Ship」

0906082


今週は営業week。
この仕事を始めた時から一番最初に行く営業先は決めていた。
それはつい数日前まで勤務していた会社である。
今まで17年間通った勤務先に社員としてではなく
営業として行くのはなんだか不思議な感覚。
退職してから数日しかたっていないのだが
職場のみんなの顔を見るとなんだかホッとする。

何人の方にお会いさせていただいたあと
今までお世話になった方々にフォトグラファーとしての
開業のお知らせのハガキをお渡しして、元いた会社をあとにした。

そのハガキに書いてあったホームページのアドレスを見て
さっそくアクセスしてくれた人、
ホームページを見て、GALLERYの写真を見て、
さっそく感想のメールをくれた人もいる。
いっぱいの不安を抱きながらの船出なので、正直とっても嬉しかった。
ありがとう。


きょうはもうひとりの方にお会いした。
それは先日もこのブログで書いた自分の新しい名刺を作成していただいた方。
名刺を作成するにあたっては電話とメールのやり取りだけど
快く引き受けていただいて、そして形にしていただいていたのだが、
「椎野正兵衛」の椎野さんからご紹介いただいた方がどのようなお方なのか、
自分の名刺を作っていただいた方がどんな方なのか
ぜひ一度お会いしたかったのだ。

そして実際にお会いしてホッとした。この人にお願いして良かったと。
短い時間ではあったけれど、会話を通していろいろなお話が聞けて、
そして同時にいろいろなことを学ばせていただいた。
とても楽しいひと時を過ごすことができた。

現在の世の中、インターネットやメールが発達した情報社会ではあるが
人と人とのかかわりはフェースtoフェースが基本であることに
変りはないとつくづく思ったしだいである。

東京からの帰り道、きょう一日の出来事を思い、気分よくR246を走っていたら、
久しぶりに見る車、それが上の写真の車である。
このふざけたボケボケの写真で車種がわかる人は相当なエンスーであろう。
この車が生まれたのは自分が生まれるよりさらにずっと前の1950年代である。

車を1/100秒でも早く走らせることに情熱を捧げた学生時代に
なぜか真逆のシトロエンという車にも乗っていた。
このシトロエンという車、実はなんども痛い目にあっている。

交通量の激しい幹線道路の先頭で信号待ちをしていたら
突然うんともすんとも動かなくなって、
後続の車のクラクションの嵐を受けたり(シトロエンGS)、

追い越しのできない細い道で先頭で踏切待ちをしていたら、
同じくうんともすんとも動かなくなって滝のような冷や汗をかいたこと(シトロエンCX)、

真夜中の首都高を走っていたら突然、屋根の幌が外れ
まるでマントをなびかせるかのように走ったことや(シトロエン2CV)、

数えだしたらきりがないのだが、
それでも、そんな欠点ばかりのシトロエンであったけれど
なぜか憎めない魅力に満ちた車であった。
TOYOTAがNo.1と考えるような普通の人には全く理解できない、と思う。

いつの日か将来ゆとり(※)ができた時に手にしたい車、
それが自分のなかでの究極のシトロエン、「シトロエンDS」 なのである。


(※維持にとってもお金がかかる、とてもじゃないがファーストカーにはできない)

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